まだ気を緩めてはいけません。
緊急事態宣言が全国的に解除となってから約1ヶ月が経ちました。
悪い方の予想が当たり、やはり新規感染者数がリバウンドし出しましたね。
全国での1日の新規感染者数は1,000人を超え、大阪や兵庫でも解除後最多数の発生、
さらには宮城で過去最大の新規感染者数と、
緊急事態宣言を解除したことによる悪い影響が散見されています。
にもかかわらず監督官庁である厚生労働省の職員23人が深夜までの会食、
緊急事態宣言解除によって外出が増えその分感染者が増え、
さらにはこれら昨今の新規感染者に若年層が多く、
無症状のまま高齢者に感染させてしまうという悪循環が目立っている様です。
この先年度末から新年度にかけての歓送迎会や、桜が満開となった地域での花見など、
細心の注意を払って行動しないといけない場面が増えてきます。
未だに全国民に対するワクチン接種の進捗が見えない中で、
大阪などの知事は「第4波」が来たと認識したと言います。
このままだと再々度の緊急事態宣言発出なんてことも見えてきたりしないでしょうか。
変異種ウイルスもかなり国内で浸透し、
一説では現在使用されているワクチンの効果が弱いとされる種もあるとのことで
恐怖さえ感じてしまいます。
このリバウンドですが、元々症状が出にくい、
あるいは重症化しない若年層に感染が拡大してしまうことにより、
重症化しやすいとされる高齢者への気づかないうちの感染という大きなリスクもあるわけですし、
本当に気をつけないとせっかく自粛期間中に減少した感染者数や重傷者数も、
再度爆発的に増えてしまうのではないでしょうか。
緊急事態宣言が解除されていてもやはり自粛は当分必要になってしまいますね。