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「不快な広告」と「愛される広告」の差って・・・。

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「新春」、「あけましておめでとうございます!」と挨拶していた1月も、

あっという間に過ぎ去り今日から2月に入りました。

今回は「不快な広告」と「好まれる広告」はどう分別されるのかを考えます。

2010年代前半、いわゆる「ステマ」問題が広告業界を震撼させました。

「ステマ」とは実際は広告であるにも関わらずそのことを明示しないまま

記事やブログを出してしまう行為を言います。

その当時は「これならまぁいいだろう。」の様な感覚で行われいましたが、

さすがに横行し過ぎてしまった感じでした。

当時、一部のメディアは罪悪感もなくステマ記事を作りポータルサイトなどに

平然と流していましたが、某大手サイトのステマが発覚し、

Yahoo!が同サイトの記事を配信停止にしたことで結果、

「○○がYahoo!の契約を打ち切られた。これはマズい」

と一気にステマ排除に動くことになりました。

当時、企業は「ネットでバズりたい!」としきりにいっていた時代で、

SNSやホームページ上で面白い企画を作るよりも人気メディアに制作してもらい、

その記事をYahoo!などに配信される方が効果的であると考え好んで行っていました。

しかしネット民は「ステマ疑惑」を解明し暴くことを好みます。

過去にもある人気映画のステマが特定され、さすがに企業もそのリスクを知っており、

コンプライアンス意識の高まりとともに「ステマはご法度」となっていきました。

今となっては「ステマ」で注目を集めるのではなく、

堂々と、

『広告』や『PR』

と表現するスタイルとなっています。

「広告であっても面白ければ読まれるし、人の心に響く」

という事実が今では明確になっており、

その頃と比べて企業もステマ扱いされることに対し慎重になり、

広告をする時にはそれが「広告」であると堂々と謳う様になってきました。

世の中に制限なく拡がるインターネット上の広告は時に自己に向けた刃となって

返ってくることもあります。

広告する側には匿名性はなくても見る側に匿名性は担保されていることがその所以です。

「ネットユーザーは面白ければ読むし、つまらなければ読まない」

ということは誰でもわかることですが、その先に

「ではこれをもっと深堀りして何か裏がないのだろうか・・・」

と何かを暴こうとする動きもインターネット上にはあります。

例えば広告の表現に対して「本当にこれはどうなのか」や、

「嘘や過大な表現はないのか」と深く調べたりする動きも無いとは言えません。

あくまで広告ですから人々の心に響く表現をしようと企業は様々な知恵を駆使して

色々な表現をすると思います。

しかし一部の人にはそれが不快であったり、

「本当に本当か」と疑いをかけられたりもします。

さらにそれが口コミになりインターネット上で際限なく企業の意図していない方向に

進んでしまうことだって考えられるのです。

広告業界の意識は、

「広告は万人に愛されないといけない」

としていますが、本当に万人に愛される広告ってあるのだろうか。

人間に好き嫌いがあるのと同じく、表現一つを取っても一部のひとには喜ばれ、

その対面にいる人からは嫌われてしまうことだってあり得ます。

これはチラシ広告でも同じことが言え、

配布する全ての家庭がチラシを待っているということはありません。

チラシそのものを不快に感じる方も世の中にはたくさんいるのが現状です。

Genesisグループのポストサービスではこれまで全く

投函クレームが発生していないということはありません。

しかし、これまでクレームが発生した物件を全てリスト化し、

1度「チラシお断り」とのクレームが発生した物件には

再度投函することのない様努めています。

この「チラシ禁止物件リスト」はどのポスティング会社でも持っていますが、

ポストサービスグループのリスト保有数は業界トップクラスと言えます。

少しでもクライアント様の広告が受け取った側に好まれる、愛される広告となる様、

日々努めております。

広告の作り方から表現、そして配布まで愛される広告を行う会社を常に目指しております。