Withコロナの今、「違い」を生み出すチラシを作りましょう。〈その2〉
新型コロナウイルス感染拡大があらゆるビジネス面に大きな影響を及ぼしています。
Withコロナ時代の今、経済的にも厳しさに直面し、
これまで通りとは行かず新しい顧客へのアプローチが必要になってきます。
今回<その2>はデザインについての部分からお話しします。
前回はどの様に「伝えたいこと」を表現するかについてお話ししました。
ここまでくればあと少しで「完成」です。
そもそも製作中によくあるのが、目的が定まらず、
いいことろだけを残そうと右往左往することです。
実はチラシやパンフレット等を制作する時、この「伝えたいこと」を
明確にするのが一番難しい部分で、
これが明確になるとあとは誌面に落とし込む作業だけなのです。
「いきなりソフトでデザインを」とする前に必要なのがラフデザインを作ることです。
一般的に「レイアウト」と呼ばれるこの作業で悩むことがなくなり、
制作にかかる時間が一気に短縮できます。
ここで大まかな方向性が決まればあとは1つ1つステップを踏んで進めて行くだけです。
たびたび出てくる「どちらが大事か」を意識していれば間違いはないのですが、
中身の「言葉」が良いとさらに響くものができあがります。
いわゆる「キャッチコピー」のことですが、誤解が多いので注意が必要です。
例えばここに「醤油」があるとします。
私がそれを指差し、「この醤油は黒いんですよ。」
と言えば聞いた人は「そりゃそうでしょ、だって醤油だから。」と答えると思います。
これが「常識」で、誰にでもわかることを言うから「そりゃそうよ。」という返答になります。
では、私が「この醤油の黒さは、今の世の中を象徴しているんですよ。」
と言えばどうなるでしょうか。
言われた人のほとんどが「はぁ?」や「何言ってるの?」であるとか、
自分には理解し難いという反応を示すはずです。
極端かもしれませんがこの表現が「芸術」になるのです。
そこで、私が「醤油は日本人にとってあらゆるものに使える”万能調味料”なんですよ。」
と言うとどうなるか。
その言葉に対して言われた側は「そう言えばそうですよね。」と答えたとしたら、
それが「キャッチコピー」になると私は思います。
街を歩くと目につく気張ったキャッチコピーなどなど。
実際に作る側でも「すごいコピーを作りインパクトを与えてやろう!」となりがちですが、
制作物には目的があって、その趣旨に賛同してもらえれば目的は達成されるのです。
この様にコピーの基本は「見る人を納得させること」です。
「そりゃそうだよ」の常識と「理解し難い」の芸術の真ん中なのだと思います。
『恋文』といえば大げさですが、チラシであったりパンフレットの様な
制作物は消費者である届けたい人をめがけて作るものです。
この様に考えると、キャッチコピーを作る時の考え方も少し変わるのではないでしょうか。
いかがでしたでしょうか。
これまで考えて、考え抜いてきたものはしっかりとターゲットに
届くものになっていたでしょうか。
実際にこれらをやってみると、かなり大変な作業です。
文章にすると意外と簡単かもしれませんが実際に制作し、
印刷するまでにかなりの労力と時間がかかると思います。
「餅は餅屋」ではないですが、そんなときはGenesisのプロスタッフチームが
お役に立たせて頂きます。
デザイナー等の制作チーム、レイアウト等の印刷チーム、
さらにはプロの撮影チームもGenesisにはいます。
企画立案や取材、撮影及び原稿作成、さらにはトータルコーディネートに至るまで
お手伝いさせて頂きます。
費用をかけてプロモーションするわけですから、
費用対効果を見いだせる方が良いですよね。
ぜひ、ご相談下さい。