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新聞折込は何曜日に多いか。依然としてライバルとも言える新聞折込とのバッティングを避けるために・・・。<その1>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある地方紙販売店が折込チラシの曜日別配布量に関する調査を行いました。

今回から2回に分けてその結果からポスティングを行う時、

依然としてライバル関係にある新聞折込とのバッティングを避けるために新聞折込広告において、

どの業種のチラシが何曜日に多いのか、またすべての曜日で何曜日に集中するかについて

お話しします。ポスティングをご検討頂く際の参考になればと思います。

折込広告と曜日の関係は?

チラシが多いのは土曜日

全チラシの曜日別折込部数を見ると、土曜日が一番多く、その割合は全体の31%にもなります。

次に多いのは金曜日(19%)、火曜日・水曜日は11%、木曜日が10%・・・となります。

また、一番折込広告が少ないのは月曜日で7%になります。

皆さんおわかりとは思いますが消費行動が最も活発な土曜日・日曜日に合わせて、

金曜日・土曜日に新聞折込が実施されることが多いのは当然ですが、

業種やターゲットによって折込される曜日はさらに細分化されています。

一般的に、主婦が家庭の財布を握り買う買わないもしくは利用するしないの判断をする様な商品は

火曜日の折込が多く、高額商品や趣味性の高い買回り品は週末。

じっくりと検討することを必要とする様な商品・サービス(求人、銀行、証券、旅行など)は

日曜日に・・・という傾向の様です。

月曜日が少ないのは以前に「月曜日折込不可」とされる地域が多かったことが

理由の一つに挙げられますが、現在ではそういった地域はごく一部地域に限られており、

増加傾向にあります。

業種と折込日の関係は、各企業の長年に及ぶ試行錯誤の末に得られた経験値として、

妥当性があると言えますが、規模やターゲットによってはチラシの多い日を避け、

比較的少ない曜日・日程を選んで注目度を高める企業も最近では出てきています。

スーパーのチラシは週2回織り込まれる

食品や日用品を扱い来店頻度の高い「スーパー」などのチラシは、

毎日どこかのチラシが折り込まれており、チラシの多い業種になります。

来店客数・購入金額が多い土曜日・日曜日に合わせた土曜日からの

セール告知チラシが多くなっていますが、さらに土日にまとめ買いした、

牛乳、卵、パンなどが切れる平日(多いのは火曜日)に、もう1回セールが行われます。

各社によって曜日パターンは違いますが、週2回折込まれるケースが多いです。

百貨店のチラシは火曜日が多い

一方、「百貨店」では火曜日のチラシが多くなっています。

主婦にとって、趣味性の高い買回り品は平日にじっくりと検討して、

土曜日・日曜日に出かけるというパターンが多いと想定されているからかも知れません。

「ドラッグストア」、「エステ」も火曜日を中心とする週の前半。

女性の利用度が高い「通販」の折込も、火曜日を中心とする平日の前半となっています。

一方女性物でも、買い回り性が高い宝飾・装飾雑貨は、

金曜日・土曜日中心の週末のチラシ配布が多くなっています。

塾のチラシは月曜日

一般家庭のお母さんにとって、最も頭を悩ますのが子供の教育。

塾のチラシも平日の前半(特に月曜日)にチラシが多く見られます。

月曜日は日常に戻って、現実的で重要なことを考えることができる日なのかも知れません。

業種による折込広告と曜日の関係は?

自動車は土曜日折込が圧倒的

新車の発表会・試乗会・商談会は、お父さんがお休みの土曜日・日曜日に開催されるため、

それに合わせて土曜日(もしくは前日の金曜日)に新聞折込されるケースが圧倒的に多くなっています。

不動産の折込広告も土曜日が多い

一生の買い物である不動産は、土曜日・日曜日の見学会に家族ぐるみで出かけるため、

やはり土曜日の折込が圧倒的に多くなっています。

 

主婦ターゲットのチラシは火曜日

主婦をターゲットとした業種(百貨店、エステ、通販など)は、

火曜日を中心とする平日に多く折込みされています。

なぜ火曜日なのかという理由は、土曜日・日曜日は出費が多いため、

月曜日は財布のひもを締めるからだという説が言われています。

また、昔は月曜日折込不可という地域が多かったという理由も考えられます。

ショッピングセンターはレジャーの一種?

「百貨店」の折込は火曜日が多いという結果ですが、ショッピングセンターの折込が多いのは、

週半ばから週末で、「レジャー・スポーツ」と同じ傾向です。

「ショッピングセンター」は土曜日・日曜日に家族連れでブラブラと歩くということでは、

百貨店よりも「レジャー・スポーツ」に近いのでしょうか。

 

この様に全体的に新聞折込チラシの多い曜日や、業種による新聞折込チラシが多い曜日などを理解し、

業種によってはバッティングしない曜日にポスティングを行うなどの工夫を行い、

より目立つチラシ配布をご検討頂く事でさらなる効果的な広告が実現できると考えます。

また、新聞折込とポスティングを併用する場合、同じチラシを同じ日程で配布媒体を変えるよりも、

新聞折込の曜日とポスティングの曜日を分けることでより認知度が高まると考えます。

次回「その2」では曜日別にこれらをまとめます。

チラシを作る時、配布するとき、どんなチラシを、

どの地域に、いつ配布するかなど、

ぜひ、ご相談下さい。